2017年8月5日土曜日

GPD Pocket が、やっと届いた!! とりあえずWord、Excel、PowerPointを無料でインストール


クラウドファンディングサイトIndiegogoGPD Pocketの企画を知ったのは、かれこれ3ヶ月以上は前になるだろうか。もともとはEngadgetだったか、なんかのサイトでこの企画が紹介されていた。クラウドファンディングははじめてだったが、この手のガジェットの情報を知ってしまうと気になってしょうがないので、ものは試しと思いIndiegogoからオーダーした。

当初、6月から発送開始ということだった。海外の通販なら昔は1か月程度待たされるのは常だったし、1か月後に発送開始でも今ならそこから1週間程度で届くだろうし、昔に戻ったつもりで気長に待てばいいやと思っていた。
ただ、クラウドファンディングってのはそんな甘いものではなかった。発送が始まったという連絡が来てから、「今回のロットはこれだけだからお前の予約番号があるかどうか自分で探せ」というメールとともにExcelシートが公開される。まぁ、無い。何度も何度も「今回これだけ発送したよ」という情報は公開されるが、何度検索しても自分の予約番号はない。正直イライラしてくる。
俺のが発送されてから俺の情報だけ教えてくれればいいんだよ!
更に、日本への発送は、技適の取得に時間がかかっているので後回しになっているなんて情報まで公開してくれるもんだから、余計にイライラする。
技適なんてどうでもエエわ、あんな利権の塊みたいなもん気にすんな!俺のは技適いらんから早く送ってこい!!
そうこうしているうちに、Amazonで普通に買えるようになっちまってる
なんだよ、ちょっと早めに手に入れて自慢しようと思ってたのに、Amazonでポチッたほうが早いし確実に手に入るのかよ。もう、価値半減。クラウドファンディングなんて使うんじゃなかった。
とはいえ、先月末、公開されたExcelシートに自分の予約番号を見つけた時には、マジで小躍りして喜んだ。番号の列に、配送状況を調べるサイトのURLと自分の問い合わせ番号が併記してある。
調べてみると深圳を30日に出て、その日中に空港についている。何空港かはわからないが、空輸の準備中らしい。おっ!来るじゃん。
でも、それ以降、何度調べても空港から荷物が動いた気配がない。ずっと準備中。
おいおい、準備し過ぎだろ。もしかして空港に置きっぱなしになってんのか?
毎日毎日調べても全然動かない。どうなってんだ!?
で、昨日、職場から、ほとんどあきらめ半分で配送状況を調べてみると、なんと配達完了になってる。あれ、なにこれ急に?
実は、情報が更新されていなかっただけで、今月2日には日本に届いていたようだ。
いまの素直な気持ち、クラウドファンディングはこりごり。たぶん、もう使わない。

で、前置きが長くなったが、とりあえず開封の儀。

こんな感じで、The Box in the boxで、厳重に送られてくるんだなーと思うじゃない?
で、中身を取り出すと、
あれ、まだ何か入ってる(笑)
イヤホンだね。
間違って入っちゃったのか、箱からこぼれたのかみたいな感じでイヤホンが入ってる。
オマケのつもりなのか、箱に入らなかったのか、ちょっと貧乏くさい感じになっちゃってる。
おしいなー、箱がカッコイイだけに、イヤホンだけ裸で押し込んであるのはダサすぎる。
ふたの裏側にWindows10のライセンスキーが書かれているので、箱を捨てずに置いておくか、このキーを控えておく必要がある。
箱の中身はこんな感じ。電源、USB Type-cのケーブル、スクリーン保護シートと、ペラい取説が付いている。イヤホンはさっきのやつ。
タッチパネルを液タブみたいにして、タッチペンでゴリゴリするなら保護シートが必要かもしれないが、指紋が付くぐらいならガラスのままのほうがふき取りやすい。
ペラい取説は、一応日本語の表記もある。あんまり意味はないけど、日本語を見ると少し安心するのは歳のせいか。
ちなみに、電源に関して「ACアダプターは純正品か5V/3A以上のものをご利用ください」とある。たいていのモバイルバッテリじゃ3A出ないよね。ま、ちゃんと充電してから使えば実用上問題ないわけだけれども。
とりあえず電源を入れてみると、控えめなGPDのロゴとその右にグルグル回る処理中のアイコンが出る。
これが結構時間がかかる。そう、結構時間がかかるのだ……あれ?こんなに時間がかかるならちゃんと計っておくべきだったが、何も考えずに起動してしまったので何分かかったのか正確にはわからないなぁ……なんてことを思いつつ時計を見ると、長いなと思い始めてからでも既に10分は待っている。なにやってんだ?
他の方のブログを見ると、初回起動はコケるようですね(汗)
ビビらず電源ボタン長押しで一度電源を落として、再度立ち上げるとなんの問題もなく起動する(笑)
あとは普通のWindows10の初期設定がはじまる。
コルタナの日本語が中国語訛っぽいものと自然な日本語風のものに切り替わりながら設定が進む。普通のWindows10って、こんな感じだったっけなぁ……
あれ?あれれ~?? どうも起動が苦手なようで(笑)Windowsの自動更新後の再起動でまたぐるぐる回りはじめてる。
電源ボタン長押しで一旦シャットダウンして……っと、もう一度電源を入れると、ああ、動き始めた。
キーボードの打鍵感はなかなかいい。想像していたよりもずっと打ちやすい。ネットの評判を見ると、皆さんキーボードの配列に不満があるようだが、キーボードの配列なんてアルファベット以外は変わるものと割り切って使えば全く申し分ない。なにも無理にブラインドタッチしなくても、本体自体が小さいから、キーボードをチラ見しながらタイプしてもそんなに視線の移動は苦にならない。

ポインティングスティックは、マウスカーソルを動かす分にはかなりスイスイ動いて気持ちがいい。こんなに使いやすいものとは思ってもいなかった。
昔、IBM時代のThinkPadを使った経験があるが、あれは使いにくかった。こんなものも進化するのだなぁと関心したが、既にポインティングデバイスはマウスカーソルを動かすだけのものではなくなっている。そう、画面のスクロールができない。
どうやら、AutoHotKeyなどを使ってスクロールできる設定も可能なようだが、もう、タッチパネルを指で触ってしまえば、好きな方向にスクロールできるので、とりあえずはまあいいか。

ファンの音はかなり静かだ。普段使っているPanasonicのLet's noteやDellの分厚いノートPCがうるさいから、そちらに慣れているのかもしれない。

ストレージの容量はそれほど多くないから、One Driveでどのフォルダを同期するか、よく考えないといけない。

いろいろ、少し心許ない感じは否めないが、まぁ、いいオモチャが手に入った。
まわりに自慢しながら遊んでみるべし。

似たようなモノを昔も使ってたなぁと思い、タンスを漁ると、あったあった。
上左がGPD Pocket、上右がゼロハリバートンのロゴがまぶしいシグマリオン、下はリナザウことザウルスSL-C700。
こうしてみると、ザウルスちっさ!このサイズでLinuxが動くのであんなことやこんなことが……
一応、JavaのVMがあったので出先でちょっとしたプログラムはJavaで組んでた記憶がある。当時は、Javaのコンパイラもシンプルで、コンパイラ自身がJavaで書かれており、VMさえあればコンパイラやライブラリをWindowsからコピーして使えた。

シグマリオンは、WindowsCE上にPCのエミュレータを入れてDOSマシンとして使っていた。結構、サクサク動いたので、何かと重宝したのだけど携帯電話(ガラケーですよ)だけでいろいろできるようになって、使わなくなったんだなー。

最近、衝動買いしたWindows phone MADOSMAとも記念写真。

Officeが無料って、あのOffice Onlineのことか? と思っていたら、そうではなく、Office Mobileのことだった。
直接Windowsストアからインストールしようとしても見つからなかったので、Googleで検索したところ、マイクロソフトのWindows 10 mobile用Officeのページからリンクを辿るのが簡単そうだ。
このページの中ほどにあるWord、Excel、PowerPointのタブからそれぞれを選んで、ダウンロードリンク経由でストアに飛べばそれぞれ無料でインストールできる。
出先でちょっと文章を書きたいとか、時間があるからExcelの表にまとめておこうというときになどは十分実用に耐えるものだ。
例えば、Word Mobileは縦書きに対応している。縦書き文章が扱えるエディタは思いのほか少ない。(ちなみに、Android版でも同じことができる)

Nexus 6PとUSB接続でテザリングできることも確認したので、外出時のネットワーク環境も確保でそうだ。
あとは、Amazonで適当なケースをポチろうかな。

0 件のコメント: