2017年7月3日月曜日

MADOSMA Q601 (Windows 10 mobile) がめっちゃ安かったので、とりあえず買った。ちょっとだけ Nexus6P と比較してみた。

アマゾンでMADOSMA[Q601]が20,000円を切っていた
これって、スペック的には結構いいスマホだと思っていたけど……
とりあえず、マウスコンピュータのホームページで確認
プロセッサはSnapdragon 617(オクタコア 1.5GHz×4 + 1.2GHz×4)、メインメモリが3GBで、ストレージは32GB。
3万円~4万円クラスのタブレットPCと同程度か、ちょっと上ぐらいのスペック。
1万円台で投げ売られるスペックじゃないよね。
もしかして、これって、お買い得ってやつなんじゃないだろうか……なんてことを思って、とりあえずアマゾンでポチってしまいました。

えーっと、結論から言うと、お買い得!ってほどではない。
アマゾンのレビューにもさんざん書かれているけど、使えるアプリの数はAndroidに比べると圧倒的に少ない。もう、ほとんど無いといってもいいぐらい無い、無い、無い。
いや、妙な反論が来ると困るのであえて書くと、ストアにアプリはある。たくさんあって調べきれないほどある。でも、使ってみたいと思うようなアプリは見当たらない。名前に惹かれてインストールしてみても、大方は見当違いか機能不足で思うように使えないかのどちらか。
う~ん、なんだこの悪い夢でも見ているような、どんなに手足をバタつかせても前に進まない感覚は。そうだ、Windows CEのときに感じていた感覚に限りなく似ている!
毎日PCで使っているWindowsにそっくりのUIを持っていて、簡易版のWordやExcelがオマケで付いていた。20年前のWindows CEとそっくりじゃないか。
結局Windows 10になった21世紀の今でも、Windows mobileは、やっぱり、Windows CEなんだな。
ただ、そのおかげ……といえばアレだけど、ストレージが32GBもあっても、たぶんほとんど使わない。つまりストレージ容量は無限にほぼ等しい……
そう考えるとすごいスマホだね!!

まぁ、そんなことをいいつつも、EdgeなるWebブラウザがあるので大抵のことはできるんだな、これが(笑)
Twitterだろが、Facebookだろうが、Mastodonだろうが、boketeだろうが、だいたいのことはWebでできる。もともとWeb上のサービスとしてはじまっているわけだし、しかもほとんどがモバイル対応している。そもそも専用アプリなんていらないのだ。
Webが見れてメールが読めりゃいいわ、って割り切って使えば、画面は大きいし、結構軽いので持ち歩くのにはちょうどいいかもしれない。

とりあえず、Amazon.co.jpの段ボールから出てきた箱はこれ。
最近のスマホはみんなこんな感じの小ぶりな硬い紙の箱に入っている。

中身はこれだけ。
保護フィルムがついているので、ガラスが汚れる前にと思い貼ってしまったが、正直、保護フィルムはいらない気がする。あくまでも個人的な見解だが、最近はどちらかというとスマホに保護フィルムを貼らないことにしている。最近のガラスは結構キズに強いし、保護フィルムについた指紋は取れにくい。特にこのオマケ保護フィルムは拭いても拭いても指紋が残る。せっかく貼ったのですぐにはがすのはもったいないから、少し使ってみるが、たぶんすぐはがしてしまうと思う。

また、ナノSIMをマイクロSIMに変換するゲタが同梱されている。
デュアルSIM対応で、片方がナノSIM、もう片方がマイクロSIMになっている。SIMトレイ上でナノSIM側はマイクロSDカードと兼用になっている。よく見るパターン。
ナノSIMさえあれば、トレイのどちら側にでもセットできるという配慮だろうか。
ともかく、デュアルSIMってのは、海外出張のときありがたい。飛行機の中とか空港でSIMを差し替えるのは面倒だし、SIMとかピンを落としてしまわないかと気を使う。
その点、デュアルSIMだとSIMの差し替えそのものが必要ない。

ちょっとだけNexus6Pと比較してみた。
上:Nexus6P、下:MADOSMA Q601
厚さはこんな感じでほとんど同じ。

左:Nexus6P、右:MADOSMA Q601
本体の大きさは、ほとんど同じぐらい。
左:Nexus6P、右:MADOSMA Q601
画面はほんの少しQ601のほうが大きい。


CPUはQ601がSnapdragon 617(1.5GHz×4 + 1.2GHz×4)なのに対し、Nexus6PはSnapdragon 810 v2.1(2.0GHz×8)。
RAMはどちらも3GB。
ストレージはQ601が32GBなのに対し、Nexus6Pは、32GB、64GB、128GBの三種類ラインナップされている。ちなみに、上の写真に写っているNexus6Pは64GB。
画面の大きさは微妙にQ601が大きいが、解像度はQ601が1,080×1,920 (フルHD)なのに対し、Nexus6Pは2,560 x 1,440(WQHD)。
う~ん、微妙に勝てない。
ま、いい線いってるんだけどね(笑)

ただ、価格はNexus6Pがいまだに新品だと149,300円。中古でも36,800円もするのに対し、Q601は新品がアマゾンで2万円以下で買えてしまう。毎日価格を見ていると2万円前後で変動しているが今までの最安値は19,800円だった。何度か19,800円に戻っているので、買うつもりなら2万円を超えていたら少し待ったほうがいいかもしれない。

ちなみにNexus6Pは1年ほど前にGoogleストアで80,800円だったときに購入したが、つい先日、画面のガラスが一部剥がれるほどバッテリーが膨らんだので、Googleのサポートに電話したら新品と交換してくれた。
まぁ、2台分と考えれば40,400円か。
Q601は19,800円になるのを狙って、しかも貯め込んでいたアマゾンのポイントも使ったので、実質14,952円で買えた。
やっぱり、どう計算して価格に関してはQ601の圧倒的な勝利である。
あとは、使えるアプリさえあれば……
いや、簡単なセルフ開発環境があればそれだけでいいんだけどなぁ。無理かなぁ。

余談だが、バッテリーが膨らんだ原因はもうポケGoにほぼ間違いない。たまごを孵すべく、ポケGoを立ち上げたままNexus6Pを胸ポケットに入れて歩いているとものすごく熱くなる。熱暴走して通信が切れてしまうぐらい高熱になるのだ。
ああ、こりゃまずいなーと思っていたらスマホ本体が徐々に変形してきて、ついには、画面のガラスがバッテリーに押し上げられて剥がれてしまった。
ゲームを長時間走らせるのはバッテリーによくないのかもしれない。

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