むははは、S11HTに日本語IME(iWnn)インストール完了です。さすがオムロンさん。安定しておりますねぇ。Wnnを使うのは何年振りでしょうか。ちょっと前まではUNIX系EWSを使うにはWnn必須だったような気がするのですが、最近あんまり見ませんね。
ちなみに、これ、正式版ではありませんので、皆様いろいろ事情があるのではないかと思います。とにかく使えることはわかりましたので、ご自分のS11HTでテストしてみたい方は、早めにダウンロードだけでもしておいてはいかがでしょうか?
ダウンロードはこちらから、
http://www.megaupload.com/?d=6VU7ALBX
一応、インストールの仕方はここに、
Japanese IME (iWnnIME) on Android - T9 / qwerty
ただ、この方法でインストールしようとすると、S11HTを開発用PCのadbから認識できるようにしてやらないといけません。いろいろ調べてみましたが、その方法はよくわかりませんでした。
仕方ないので、ディレクトリ構成だけを参考にさせていただいて、あとは一個一個、手でコピーすることにしました。adb使っても、やってることは一緒なので…… ま、ええやん。ねぇ。
で、/dataの下にコピーすべき、はじめの2つ、jp.co.omronsoft.iwnnimeフォルダと、system@app@iWnnIME.apk@classes.dexファイルは、先にmicroSDにコピーしておいて、Terminl Emulatorを立ち上げて、suでスーパーユーザーになった後、指定のディレクトリにコピーしました。
残りのファイル、*.soを/system/lib/に、DroidSansJapanese.ttfを/system/fonts/にコピーする方法ですが、これはちょっとめんどくさかったです。
Linux環境が使えるPCを準備しなくてはいけません。私はめんどくさいのがいやなので、UbuntuのVMwareバージョンをそのまま使いました。書き込み方は、このサイト(部活動録: S11HTの画面回転)を参考にさせていただきました。ここにある方法で、ひとまずsystem.imgの中身を任意のディレクトリに展開して、そこに*.soと、DroidSansJapanese.ttfをコピーして、再度system.imgを作り直します。注意しなくてはいけないのが、パーミッションです。コピーした後に必ず、"chmod a+r ファイル名"を実行して誰でも読めるようにしておかないといけません。あと、私は毎回sudoを打つのがめんどくさいので、はじめに"sudo su"として、スパーユーザーになってから作業しました。
最後の、iWnnIME.apkは、私は、一旦インターネット上のサーバーにコピーして、Browserからダウンロードすることでインストールを完了しましたが、microSDにAndroidAppsという名前のフォルダを作って、その中に.apkの付いたファイルを入れておくと、自動でインストールしてくれるようなことが、Installing Android on the HTC Kaiser [Android on HTC]に書いてあります。Android 1.1のところに書いてあって、Android 1.5のところに書いてないので、ちょっと怪しいですがご自分のホームページなどお持ちでない方はお試しあれ。
ちなみに、キーボードを開くと、ちゃんとソフトキーボードは隠れてくれます。この状態で英語と日本語の切り替えはShift-Spaceです。そう、Wnnですからね!
まさか、携帯電話に自分でUNIXをインストールしてWnnを使う日がやってくるとは思いませんでした。
最新のAndroidをいじくりながら、なぜか妙にノスタルジックな感覚を覚えてしまうのは私だけでしょうか。
[関連リンク]
Japanese IME (iWnnIME) on Android - T9 / qwerty
http://www.megaupload.com/?d=6VU7ALBX
部活動録: S11HTの画面回転
Installing Android on the HTC Kaiser [Android on HTC]
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