2014年8月2日土曜日

GALAXY S3 の、Li-ion電池を交換したら、すぐにプクプクに膨らんでしまった件

使い始めて、そろそろ2年が経つGALAXY S3。
最近、極端に電池の持ちが悪くなっていたので、電池を交換することにした。

元の電池が、プックリと膨らんでいるのがわかるだろうか。写真で見るとそうでもないが、実物は結構膨れていて、本体に装着していると、もう少しで裏蓋が勝手に外れてしまいそうな勢い。
新しい電池は、おサイフケータイ(FeliCa,NFC)のアンテナ付きの物をチョイス。まぁ、おサイフケータイを使うわけじゃないが、せっかく付いている機能を殺しちゃうのももったいないかなと思ったので。
Amazonで購入して、届いたその日に即差し替え。
これまで膨らんでいた背面がスッキリ!やっぱこうじゃないとな。

満充電まで充電しとくか……と、1時間ほど充電しながら放置して、どんな感じかなーって持ち上げようとすると、なんか熱っ。
嫌な予感はしつつも、充電しないわけにもいかず、そのまま充電。
電池部分よりもUSBコネクタ周辺がなんとなく熱くなっているように感じたので、電池と関係ないのかなーなどとやりすごす。
で、翌日、すでに裏蓋にほんのり膨らみが……
え、嘘でしょ。

それから、約3週間、
机の上で「パチン」って音がして、何の音だかわからないまま放置。
1、2時間は経ったか、何気にスマホを持ち上げたら、本体と裏蓋の間に隙間が!
しかも、本体、熱ぅーーーーーい!!!

慌てて充電ケーブル引き抜いて、電源切って、裏蓋はずすと、あわわわ。。。。電池がこんなに膨らんでます~~~~~
。・゚・(ノД`)・゚・。


前よりひどいじゃんかっ!!

あの音は、電池が膨らんで蓋が外れた音だったんだな、きっと。
爆発寸前じゃねぇか(怖)

なんだ、何が悪いんだ。

いろいろ調べたり、教えてもらったところによると、どうやら、Li-ion電池が膨らむ根本的な原因は、熱だそうです。
電池内部の電解液に気化しやすい溶剤が使われており、高温になるとこれが蒸発、気体となって内部からセルの袋を押し上げるのだそうです。
一旦、気体になってしまったら元にはもどらないという、融通の利かない奴なので、溶剤が無くなったぶん容量は減りっぱなしなんだとか。
つまり、Li-ion電池のパックは、過電流が流れるとか、そういう電気的な問題でなくても、高温にさらされると、プックリ膨らんで容量が減ってしまうということです。
電池のメーカーも、有る程度気化することを見込んで、内圧が逃げやすいように、膨らむ素材で外装を作っているんですね。
そんなん、知らんがな。

確かにGALAXY S3、まっさらのときから発熱しやすかった。
ゲームの後、カメラを使おうとするとエラーになるぐらい高温になってし、ここんとこ、電池換える前からちょっとWeb見に行くだけでなんとなく熱くなってたし……

何にせよ、スマホは極力放熱しやすい状態をキープしながら使わないと、本体の発熱で電池の寿命を縮めているんですね。
高性能CPU・GPU搭載のスマホで3Dゲームなんかをグリグリ遊んでいると、持てないぐらい熱くなりますが、あれが電池パックを膨らませているというわけです。
スマホケースとか付けちゃまずいな。
いや、逆に、アルミの放熱フィン付きのスマホケースだったらいいんじゃないの?
充電時に冷却ファンが回ってくれると、尚良し。
そういうのないかな。

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